認知症がある方を不安にさせない焦らさない  《怒らせない》

「ご飯まだ?」


食事場面(家族対応)
最近の出来事を忘れる。記憶できない
感情がともなう記憶は残りやすい。


通常の物忘れ
体験の一部を忘れるが、記憶をたどって思い出せる

認知症の記憶障害
体験の全体が思い出せない(記憶の脱落)

 

対応1:食べた事実を上手に伝える

食べ終わった食器を残しておいて、本人に見せる
食札も見せてみる
隣りに座っていた人に聞いてみる
複数の人に聞いてみる

認知症の人も、もの忘れが進んでいるとはいえ、断片的に覚えていることもあります。食事が済んだ後に、確認作業をすることで、納得してくれる場合があります。
ただし、ひつこくやらないこと
怒らせる原因になる

 


対応2:他の話題を振って気をそらす

本人の訴えを否定しないこと
お腹がすいた事実を受け入れる

「じゃー準備ができるまでTVを観てましょうか?」
「ここで待っててください」
「準備ができたら呼びますので部屋で待っててください」


経験的に、これが一番効果的な場合が多い。
まず、気持ちを受け止めることが先決。いきなり話題を変えようとしない

環境や気分が変化することで、意識がそれていく

 

対応3:補食で小腹を満たす

空腹感が続くと不穏になりやすい(怒りやすい)

少量の補食で空腹感を満たす

対策2
少量にすること。あんまり食べるとカロリーオーバーに
ヨーグルト、クッキーなど
よく訴える人なら、予め買っておくのも手

 

 

それでも訴えが続くのはどんな時?
短期記憶障害+「それ本当?」「納得出来ない」気持ち

 

その人の対応パターンを知る
軽度:対応1→対応2→対応3
中度:対応1→対応2→対応3
重度:対応1→対応2→対応2・3

 

 

知識のない人の対応
「さっき、食べてたでしょ!」
「何回も食べたって言ってるでしょ」
「食べたこと忘れたの?」
「もう!しらん。」

 

認知症がある方を、不安にさせない・焦らさない・怒らせない

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